中秋の名月中秋の名月月への旅 2005.9.18 本日は、全国的に見えた中秋の名月についてのお話です。 絵は、紅葉を待ついろはかえでを通してみる中秋の名月(2005.9.18)です。(東 90° 時刻20:00)。 東京地方は曇るかもしれないということで9/17にお月見をした人も多いのではなでしょうか。ところが予想に反して、本日9/18も雲ひとつない絶好の中秋の名月を楽しむことが出来ました。 よーく見ると、いくつかの模様が見えます。クレータのない部分が、海と言われている部分で、平坦で太陽光線をあまり反射しない部分です。 90度回転させると、ちょうど兎が杵で餅を突いている形になったりします。 模様にも、ロマンがあります。ちょっと行ってみたい気持ちにさせます。 このクレータ、日本の科学者のシミュレーションによると、200mから2kmくらいの隕石がぶつかったものということです。40数億年前に。 新月(真っ暗)近くに、ぼんやりと月の形を確認することができます。地球地球からの輻射光を受けているからです。 事典: C→新月→D 月の満ち欠けをアルファベットで、覚える方法があります。 CとDの文字を使います。 新月の前後は、英語の大文字の CとDの文字になります。 つまり、C→新月→D→満月→これを繰り返す。 Cの文字のように細くなった月(月齢29)は、真っ暗な新月(月齢0)となります。 Dの文字(右側の円弧が顔を出し)から次第にまん丸くなって満月(月齢14、15)となります。 右側から次第に欠けていき、終にはCの文字になり、新月を迎えます。 月齢 月は約1か月かかって地球の回りを公転しています。 月と太陽が同じ方向にあるときを新月、あるいは朔(さく)といいます。 このときの月齢を0とします。 月は太陽から東側に向かって離れていきます。翌日には西空の低空に細い弧を描いて見えるはずです(実際には日没直後で見にくい)。月齢1(日本では二日月といいます)の月です。月は東へ移動しながら毎日少しずつ太っていきます。そして新月から約一週間後、太陽から90°東に離れたところで、半月(上弦の月)となります。このときの月齢は約7です。 月はその後も太陽から離れ、太陽から180°(つまり太陽の正反対側)に来たときに満月となります。 さらにその後、太陽から270°東(90°西)に離れたところで、再び半月(下弦の月)となります。 |